ホームから。 |
裏から回って発見した『西気賀駅』
2018『天竜浜名湖鉄道を自転車でめぐる』14
『西気賀駅』は、どこにあるのかさっぱりだった。
この企画でめぐる2日目最初の駅だったのだが、最初が大変だった。
頭では、国道362号線沿いに駅はあるものだとばかり思い込んでいたので、自転車道から国道362号線に出て、道沿いに東に行って、おーおーこっちの景色は見たことないぞ、はじめて見るぞ、なのでこのまま線路沿いに行けば『西気賀駅』を目にできるはずだ。
と思い込んで進んで行って、目にした駅は『気賀駅』だった。
あれ? おかしい。
『西気賀駅』があるはずなのに。
このとき思ったのは、『気賀駅』まで行く前に止まってよく考えたりするべきだった、ということだった。
走り出したら止まらないぜ、ということで、時間をかなりロスしてしまった。
来た道を戻って、注意して線路を追っていくことにした。
それでもよくわからない。
国道362号線の上にというか北にもう一本、362号線と並行して伸びる道があった。
で、駅前のその道を通ったのだが、それでも『西気賀駅』がどこにあるのかわからなかった。
駅を示す看板がその道にあったのだが、大きくない。
看板の役目を果たしてないような小さなものだった。
また、ワタシの頭だと、駅を示す看板はかなりでっかいものだったので、目に入らなかったのかもしれない。
多分この辺が駅だ。
ということで、線路を追って、注意深く行って、『西気賀駅』の裏手の方の道に出た。
あ ,あるじゃないか『西気賀駅』。
発見できた『西気賀駅』がはいった風景は、なんだか見慣れた浜名湖沿い辺りのものとちがって、どこかののどかな観光地みたいに思えた。
駅の裏手の道から撮影。 |
見つけることができてホッとした。
そうかここにあったんだ。
さっき通った道に戻って、そうかここから入るのか、と理解して駅の正面に行くことができた。
駅前はこんな感じ。 おしゃれなフランスレストランって感じ。 ここのトイレは地域特産品タイプではなかった。 観光客向けの駅じゃないっていうことだろうか? |
ホームに出た。 無人駅だった。 |
駅舎に入るとこんな感じ。 改札口が木で出来てるのがいい雰囲気。 |
駅の裏手の景色が新鮮だった。
このあたりの人にしたら、その景色が日常適に目にしているものなのだ。
浜名湖沿いに通り過ぎていく人たちには知られないような景色を知って、この辺りの人の暮らしに近づけたような気分になった。
『西気賀駅』を見つけられなくて『気賀駅』まで行ってしまった。
戻ってきた分の時間のことを思うと、早くまた『気賀駅』に行かなくてはなるまい。
つづく。
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