『原田駅』ホーム。 ホーム前方は山だと思った。 後ろの国道40号線を超えたところに民家があった。 |
東西に走る新東名から南に下っていく国道40号線沿いに駅はあった
2018『天竜浜名湖鉄道線駅を自転車でめぐる』35
振り返って、2020年の今グーグルマップでどう走ったのか見ると、森町の幾つもの駅からこの『原田駅』まで、そんなに距離はないし、国道40号線を行けば、すんなりとこなせていける。
が、『戸綿駅』は見つからずに、この新東名のあたりまで来て引き返して、この『原田駅』は、駅まで行って、どうも、新東名からこの駅までの間にもう一駅隠れているかもしれない、とここまでの経験上、引き返し、草むら茂るところに分け入って線路を追ったりして、たしかに草むらの方に駅はないことを確認して、『原田駅』に引き返したのである。
このあたりの人や、天竜浜名湖鉄道線駅をそれほど知らない人からすると、なにをこの人は言ってるんだろう? と思われることかもしれない。
が、地図もなく、駅も知らず、思い込みや見当で『天竜浜名湖鉄道線駅を自転車でめぐる』ということをやってみると、この感じがわかると思う。
スマホだってこのときは持っていなかったのである。
ホームから右方向にカメラを向けて撮ったもの。 先は山である。 山を上ると東西に伸びる新東名にぶつかる。 |
駅は無人駅だった。
ホームに立って、民家がある方に目をやると、幾つもの畑があり、多分以前はこの辺りも、もっと民家が多くて、そんな人達がこの駅利用していたんだろうな、ということが感じられた。
それでももちろん、『原田駅』はこの地域の人達にしたら、なくてはならない駅にちがいない。
新東名のあたりから掛川市なんだ、と思った。
この辺りの土地勘はまったくなかった。
はじめてここにきた。
この道(国道40号線)を行けば、最後の『掛川駅』まで難なく行けるんじゃないか、というここに来てやっと希望やら、最後の駅のことが頭に浮かんだ。
すいすい行かねば。
駅舎はない。 国道40号線沿いのわかりやすいところにあった。 わかりやすすぎたので、新東名から下ってくる山中や、 草むらの中に駅はないかと探しに行ったくらいだったし、 駅名が『原田駅』というのも、わかりやすい駅名なので、 ほんとにこんな駅名なのか? と頭を捻ったりした。原田と書いて、 げんたんって読むとか言う駅名じゃないだろうか? といぶかったくらいだった。 |
つづく。
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